「騎手の一分」
「騎手の一分」(藤田伸二著)を読了。
去年それなりに売れた本を今更ながら読んでみた。藤田ジョッキーの著作を読むのは、これで三冊目になる。
馬上スクワットの否定とか、田舎系の騎手の騎乗スタイルを見て最初に感じた不快感を、しっかり現場でも感じているようだ。中央で乗った田舎系の元祖・アンカツも、ああいう汚らしい乗り方に批判的だったとは・・・。
まあそれはさておき、馬券を買うにあたっては、騎手とエージェントがどういう相関図なのかは、知っておいた方がよさそうだ。
で、騎手エージェントがまとめてあるサイトを探してみると、たとえば川田と契約しているエージェントの欄には、先日のマーメイドステークスでブービー人気馬で2着した若手の岩崎翼という騎手の名前が、今年になって追加されている。
ということは、川田に回る分のうち、直接的に少しは岩崎に回ることもあるということなのだろう。それがさしずめ、先の重賞2着席に繋がっているのかも。 それに彼(岩崎ジョッキー)は、和田の甥っ子でもあるようだ。
今後、高倉、菱田とともに、この岩崎も、若手だからといってバッサリ切ることなく、念には念を入れてチェックする対象に加えようと思う。