光明真言
「光まんだら」（和田仙心著）を読了。
真言密教の阿字観や月輪観などのやり方を、結構丁寧に説明している点で、なかなか有益な書物と言えるのではないか？ 素人がちょっと試してみようかと考えるときに、それなりの手引書になりそうで。（加持祈祷の顧客による体験談などは、全然興味はないものの）
そしてもっと有益に思えるのは、サンスクリットに小さなカタカナをふった光明真言を、1ページ全体で表示してある点だ。このページは、何やらすごいパワーを発している？気配がするようなしないような・・・。
サンスクリットは全く読めないので正しいのか否かわかるはずもないけれど、カナのみで書いてあるよりも、おもいっきり有難味があるのである。 随分前に一度は覚えておいた光明真言。すっかりその存在は忘れていたが、カナをたどっているうちにあっさり思い出した。
記憶定着力がそれなりにまだある若いうちに、ある程度は覚えるものは覚えておくべきだな・・・と、記憶力が低下した今痛切なまでに思う。
