「ランニングを極める」読了
「ランニングを極める・アレクサンダー・テクニークで走りの感性をみがく」(マルコム・ボーク&アンドリュー・シールズ著)を読了。
ランニングを極める アレクサンダー・テクニークで走りの感性をみがく
- 作者: マルコム・ボーク,アンドリュー・シールズ,朝原宣治,小野ひとみ,太田久美子
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2009/12/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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アレクサンダー・テクニークとは、
「無意識に行われる非生産的で習慣的な動作を生み出す体の反応に注意を向け、意識的にその反応をコントロール出来る能力を育てようとするメソッド」
で、本書では走ることに関して「頭-首-背中」のバランス良い関係を推奨している。
頭と首と背中をまっすぐに・・・みたいな。しかし骨格の立派な西洋人ならともかく、猫背気味の日本人にその目標はかえってストレスになる面もあり、向き不向きの個人差はどうしてもありそうである。
とはいえ、ランジの推奨、ピッチ走法の際には火の上を歩くときのように地面にべったり足を着かないようイメージ付けするなど、メモしておきたい記述にも時折遭遇。
ちょうどこの本を読んでいる時に、青学の原監督が股関節のストレッチをTVのバラエティ内で推奨しているのに出くわした。それがまさにランジ。
そういう巡り合わせから考えるに、普段はジョギングする際にアップもクールダウンでもストレッチやエクササイズの類は一切しないけれども(ゆっくり走り始めて、最後はゆっくりクールダウンすることはする。やるのはそういったペースの調節のみ)、ランジだけはやれよ!ってことかな?