「誰も書かなかった高橋信次 巨星の実像」読了
「誰も書かなかった高橋信次 巨星の実像」(菅原秀著)を読了。
政木和三さんの著書内で「T.S先生」と名前が出ていて、その大発明家とも交流のあった人物。政木さんが信頼を寄せていた人物ならば・・・と、そのT.S先生に興味が湧いた。
書店のオカルト絡みの棚でその名前はお馴染みだったし、本のカバーに写っているちょっとゾクッと来る美女のルックスに吸い寄せられ、つい娘さんの本を手に取ったこともあるけれども、結局彼らの本は一度も読んだことはなかった。
新興宗教教団系の本は避けるというか、そもそも買わない・・・という戒めを課していたし(ブックオフであっても・・・。あっ、阿含宗の本は密教研究の際にたしか1冊読んだっけ)。
しかし今回の書籍によると、どうやら件の先生は、本物のニュータイプであったらしい。もしも存命であったなら・・・と、ちょっと思う。
まあだからといって、生前に書かれた書物をいまから片っ端から読んでいくというのもなんだし、その教団から派生した有象無象の大先生たちの本をひょいっと一冊・・・という気分にもなれない。
ただ、井筒俊彦さんのイスラム絡みの本は、一冊くらい目を通しておきますかね。神仏関係に山岳宗教、一応キリスト教にユダヤ教にカバラなんぞの本も目を通したことはあるものの(カバラの知識で馬券を取る!・・・という類の本も)、これまでイスラムは皆無だったから。
読んだぞ!・・・という自己満足のために。